法律の役割とその運用について

法律の役割とその運用について

法律の役割とその運用について

日本は法治国家ですので、法律に基づいて統治がなされています。行政組織にしても、法律に設置法があって、それに基づいて役割も規定されています。国や地方公共団体が行う行政は、法に則って行われています。民事上の取引も基本的には同じです。民法やその特別法である商法などに基づいて契約が行われたりしています。もちろん、こういった民事上の行為については法がなくてもできる話ですし、法がない時代からも慣習的なルールに基づいて行われてきました。これが法による規制が必要となったのは、やはり人間のずるさにあると思います。

民法の基本原則には公序良俗と信義則があります。公の秩序を乱さず、善良な風俗のもとに取引がされ、お互いの信用に基づいて取引が行われるという原則です。基本的には、人がきちんと商行為をするものであれば、法律はいらないわけです。何かを企んで不正に儲けようとする人がいて、そういった人との取引から守るために法があると言えます。極端に言えば、法による規制を必要としない国は理想郷の国と言えると思います。ですので、法に書いていないことだったら何でもやっていいということになるかもしれませんが、そこには解釈や判例などの経験則が働きます。

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